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2015年12月25日

笑顔の夜

笑顔の夜


すっかり本来の意味をわすれてしまいそうな
クリスマスですが

やはり子供にとっては
「1年で1番わくわくする日」
といってもいいでしょう。

私も幼いころ
どんなプレゼントがもらえるのか
とても楽しみにしていたものでした。

プレゼントをくれた母も
たぶん楽しみながら
選んだのだろうなと

遠い日を想い出しています。


 by マツモトヨーコ


  


Posted by あまゆい at 09:09Comments(0)毎日が発見

2015年12月23日

乃東生 なつかれくさしょうず

七十二候だより いのちの暦 [第74回]
第六十四候 冬至 初候
乃東生 なつかれくさしょうず


小雪、大雪。冬至を挟んで、小寒、大寒。
厳しい寒さの中で日あしがのびていきます。

今年は、12月22日が、二十二節気、冬至です。
冬至は1年中で一番、昼間が短い1日。
けれども、ここから次第に昼が長くなる始まりの日です。
だから、一陽来復。
陰が極まって陽に転ずる、
悪いことばかりだったにしても福に転ずるという
暦の中で、もっとも暦らしい日です。

22日の真夜中から朝方。
うっすらと目がさめたので、
よし、夜明けとともに早稲田の穴八幡宮へ
一陽来復のお札を求めに行こう!と思ったものの、
行列だろうからと理由をつけてふとんの中にいました。
お札は節分まではありますから、
折をみてまいることにいたしましょう。

冬至と対になるのが、日が一番長い、夏至ですね。
冬至の初候(第六十四候)は「乃東生(なつかれくさしょうず)」。
夏至の初候(第二十八候)の「乃東枯(なつかれくさかるる)」と
対になっています。

ほとんどの草木が枯れて行く中で芽を吹き始め、
木々が青々と葉を繁らすころに枯れていく、
夏枯草(靭草・うつぼぐさ)は暦とともに生きる大事な草です。

その一方で、二十三節気は小寒、二十四節気は大寒です。
節分まで、1年で一番寒い日へと向かう中で、
新年は始まります。これも暦らしい流れだと、
ちょっとしみじみします。

寒い暮れ、お正月のお祝いに私の父は子どもたちを
本屋さんに連れて行き、1冊ずつ本を選ばせて買ってくれました。
そのことを新しい「毎日が発見」に書いているころ、
2月号の取材で、絵本作家の安野光雅さんにお会いしました。

ローラ・インガルス・ワイルダーの
『大きな森の小さな家』の原書で読むことに
「ハマっているんだ」というお話で、
その中から一つのお話をまとめた1冊の絵本
『森のプレゼント』を、その日、いただきました。




2時間ばかりのあいだ、「本は素晴らしい!」と
心を込めたお話でしたが、
家に帰って、頂いた本の表紙を見て、思わず
「安野先生!」と手をたたきました。

絵本は、クリスマスのプレゼントのお話です。
表紙に登場する森の生き物たちが手や口にしているのが、
どうやら、全部、本や絵本なのです。

帯には、
「きみはなにをもらったの」ときつねが問えば
「おはなしの本がいいな」と、クマさん。
裏の帯では
豚さんが「え本がもらえるといいけどな」。
うさぎは「本だといいけどな」、「あ! 絵本はいいな」と、
せりふが入っています。

本を愛し、手にしてほしいとの、
安野先生の切なる願いが伝わってきて、
幼い日の、あのころの大人の真摯な思いに
心を動かされます。



新年が素晴らしい年でありますように。
お祝いに心を込めてお正月を迎えましょう。
今年1年、読んでくださったことに心からお礼を申しあげます。

片寄斗史子


毎日が発見

お問い合わせは
「天草を結ぶ会(あまゆい)」
amayui@aromaherb-coo.jp

アロマ&ハーブCOO
090-8419-0669 平方久惠

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090-9074-9646 中野千惠香
  


Posted by あまゆい at 09:46Comments(0)七十二候だより

2015年12月04日

朔風払葉 さくふうはをはらう

七十二候だより いのちの暦 [第73回]
第五十九候 小雪 次候
朔風払葉 さくふうはをはらう

飛び猫のカレンダー

朔風は、北風のことです。
虹を見ることがなくなり(第五十八候)、
北風が木の葉を払うころになりました。

それより心が騒ぐのは、
もう12月が始まったということ。
お元気でいらっしゃいますか。

暦をめくり、神棚や仏壇を
気持ちばかりでもきれいにして
近所の神社にお参り、というのが、
私のささやかな「おついたち」でしたのに
すっかり、昨日と変わらぬ
月替わりになってしまいました。

それでも無事である、ということは
ありがたいことです。
でも、年越しの準備はどうしましょ……。

10月から、毎日新聞で毎月第2日曜日、
「また、明日ね」というエッセイ
(と言うのは気恥ずかしいですが)を
書かせていただいています。

「また、明日ね」というのは、
私の所属するオフィスで飼うことになった、
「幸吉(こうきち)」という
“マルプー(マルチーズ犬とトイプードル犬とのハーフ)
との1日の終わりの挨拶です。




挨拶が終わると、幸吉は明日の朝までひとりで
オフィスで寝ます。朝、みんながやってくるまで。

毎日のお別れは切なく、
来たばかりの子犬のときは
帰ろうとすると、猛烈な勢いでドアをめがけ、
つくづくと「いなくなる」ことが
嫌いなんだなと、よくわかりました。

今では“わかっている”風ではありますが、
よくはわかりません。ただ、
「いなくなる」という状況は大変ですが、
「いない」という状況は大丈夫なようなのです。

幸吉は、いろいろな行動で私の心を刺激し、
話せばきりがありませんが、
俗に言われる犬派、猫派は余り関係がないなと
最近思うようになりました。

室内犬だからか、寒くなってきたら、
幸吉も猫のように器用にまるまって
寝るようになりました。

起きれば、猫とまったく同じ、
手足をノビノビさせ、「ニャオ~ン」とは
言いませんが、そっくりです。

二本の脚で立って伸びるのも猫そのもの。
猫を飼った経験はありますが、犬は初めてなので、
どっちもかわいいと、なんだか安心しました。

私は、毎日、幸吉の住まいであるオフィスと
「毎日が発見」の発行元である
KADOKAWAの編集部とを行ったり来たりしていますが、
そんなふうに思っている、つい2、3日前のこと。

KADOKAWAのロビーで
かわいい新刊が見本として並べられているのを
見つけました。

『飛び猫』と、ふくろうのフクと猫のマリモの
『フクとマリモ』の、カレンダー・ブックです。
どちらも有名らしいのですが、ご存じですか。

飛び猫のおなかは幸吉のおなかと似ていますし、
マリモの眠る顔は幸吉そのものです。

いずれも写真家の五十嵐健太さんの作品。
神さまは、どうしてこんなにかわいい姿を
させちゃうのでしょ。

猫のカレンダーをお探しの方に

飛び猫カレンダーBOOK 2016

飛び猫カレンダーBOOK 2016
価格:864円(税込、送料別)






詳しく知りたい方には かわいいサイズの写真集があります。






いずれも五十嵐健太さん撮影 KADOKAWA発行です。


片寄斗史子



毎日が発見

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Posted by あまゆい at 11:17Comments(0)七十二候だより